故 笹本恒子さん写真展開催のお知らせ
「笹本恒子写真展 報道写真家として ひとコマ求め続け108歳」
笹本恒子さんが活動を始められたきっかけは「米国雑誌・ライフ」の表紙を女性が撮影していると聞いたからだそうです。以来、日本女性初の報道写真家として著名人のみならず、自分の道を究めた人、市井の人々の悲喜交々等を、撮影。それらの写真や記事を新聞や雑誌に提供してきた事は広く知られています。
男性が圧倒的優位性を保っていた時代にあって、後進の女性達へ道を拓かれた事。100歳を超えてなお積極果敢に「今」に挑まれた事は言うまでもありません。残念ながら、昨年108歳の誕生日を目前に超人女子として天空へ旅立たれました。
そこで、本年「一周忌」を前に、札幌で親交のあった仲間達が集い、コロナ禍で中止となった2020年笹本恒子写真展の再現を企画致しました。これまでの資料等も含め、会場にてご鑑賞願えれば幸いであります。
企画:新陽パソコン倶楽部/TEAM笹本
笹本恒子写真展
「報道写真家としてひとコマ求め続け108歳」
2023 年8月4日(金)~8月9日(水)
10:00~18:00
(入館は終了10分前まで)会期中無休
- 写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。ウェブサイト・電話でご確認ください。
- 報道写真家_笹本恒子さんのご紹介
笹本恒子(ささもと つねこ)
1914年9月1日~2022年8月15日)東京生まれ
1940年:財団法人日本写真家協会入会。同年写真家スタート
1945年:千葉新聞社入社
1947年:報道写真家としてフリーランスへ転身
1950年:日本写真家協会創立会員 / 初の個展開催(生きたニュールック展)
1988年:「普段着の肖像/新潮社」初出版
以後、個展・出版など積極的に取り組み107歳まで生涯現役を貫く。
主たる受賞歴:東京都女性財団賞(1997年) 日本写真家協会功労賞(2011年)
米国ルーシー賞/ライフタイム アチーブメント部門賞(2016年) 東京都都民栄誉賞(2018年)
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